Ryuju Satomi
早稲田大学人間科学学術院 教授
博士(学術)
連絡先 ryuju.satomi[at]waseda.jp
専攻 文化人類学、メラネシア民族誌
島に関わる人間の運動は、人間以前の島の運動をやり直す。
ジル・ドゥルーズ
・ゼミ面談日程(いずれも昼休み、12:20~13:05):1. 10/22 2. 10/23 3. 10/29 4. 10/30 5. 10/31 6. 11/5 7. 11/6
・一人10~15分のZoom面談を予定しています。希望者が多い場合は、複数の人を同時に面接する場合や2限・3限の時間帯に面接する場合もあります。
・希望する日の2日前の正午までに、第一・第二希望の日程を書いてメールで面談を予約してください。
・面談希望者は、このサイトの「早稲田大学里見ゼミ」と「教員インタヴュー」を読んだ上で、アンケート用紙をダウンロードして記入し、面談予約の際にメールに添付して送ってください。ダウンロードできない場合はメールで用紙をリクエストしてください。
・【注意】研究休暇(サバティカル)の取得にともない、2025年度春学期の専門ゼミは代講となる可能性があります。
・eスクール生の面談は、期間内で随時受け付けています。
・早稲田大学人間科学部の専門ゼミ紹介はこちらをご覧ください。
・学生による教員紹介インタヴューはこちらをご覧ください。ゼミ志望者は面談前に必ず読んでください。
2022.12 著書『不穏な熱帯:人間〈以前〉と〈以後〉の人類学』が河出書房新社より出版されました。
内容紹介:
東日本大震災から間もない2011年7月、若き人類学者は南西太平洋でのフィールドワークに赴いた。岩を積み上げて人工の島を築く人々。海を隔てて届いた「ツナミ」。間近に迫った教会の祭典。村の隠された歴史と一人の女性との出会い。そして、ある日の暴風によって一本の木が倒れたことをきっかけに、事態は思いもよらない方向に動き出す―
長期フィールドワークに基づく近代人類学の誕生から100年、ポストコロニアリズム、存在論的転回やマルチスピーシーズ民族誌を経て、現代の人類学はどこに向かおうとしているのか? 人類学、文学と思想・哲学の間を横断し、「人新世」を生き延びるための「人間」と「自然」についての思考を浮かび上がらせる、人類学の現在形。
2023. 8 『現代思想』9月号に論文「事件の語り/語りの事件―現代人類学から見る生活史とエスノグラフィー」が掲載されました。
2023.12 著書『不穏な熱帯:人間〈以前〉と〈以後〉の人類学』が「紀伊國屋じんぶん大賞2024」に入選しました。
2024.11 著書『入門講義 現代人類学の冒険』が平凡社より出版されました。
・人類学の立場から、メラネシア(南西太平洋)に位置するソロモン諸島マライタ島という島で独特な海上生活を営んできた「海の民」(アシ)の事例に即し、人間生活と自然環境、とくに海やサンゴ礁という環境の関係について研究しています。
・個別の地域に密着したフィールドワークとエスノグラフィー(民族誌)の実践を通して、「自然」や「社会」、「歴史」に関する私たちの考え方をつくり変えることが研究のねらいです。
・マライタ島についてのエスノグラフィーと並んで、主に2000年代以降の欧米における人類学理論の展開を、批判的に検討しつつ日本に紹介する研究にも取り組んできました。これまでに出版された研究成果はこちらにまとめてあります。
・里見研究室では、「人間と環境の関わりをテーマとする人類学」に重点を置いて研究指導を行っています。研究地域は問いません。
・現在も里見研究室では、気候変動、サンゴ礁保全、熱帯林伐採など環境人類学的なテーマについて研究を行っています。
・早稲田大学人間科学研究科では、文化人類学者のみならず、気候シミュレーション、大気化学、森林資源学などを専門とする多数の環境科学者から指導を受けることができます。ですので、環境科学と文化人類学を架橋する学際的な環境人類学を実践したい人には最適な環境です。
2024年11月現在