・ゼミ面談日程(いずれも昼休み、12:20~13:05):1. 10/22 2. 10/23 3. 10/29 4. 10/30 5. 10/31 6. 11/5 7. 11/6
・一人10~15分のZoom面談を予定しています。希望者が多い場合は、複数の人を同時に面接する場合や2限・3限の時間帯に面接する場合もあります。
・希望する日の2日前の正午までに、第一・第二希望の日程を書いてメールで面談を予約してください。
・面談希望者は、このサイトの「早稲田大学里見ゼミ」と「教員インタヴュー」を読んだ上で、アンケート用紙をダウンロードして記入し、面談予約の際にメールに添付して送ってください。ダウンロードできない場合はメールで用紙をリクエストしてください。
・【注意】研究休暇(サバティカル)の取得にともない、2025年度春学期の専門ゼミは代講となる可能性があります。
・eスクール生の面談は、期間内で随時受け付けています。
気候変動やパンデミックが世界的な問題となり、人々の生存がしばしば不確かになっている今日、私たちはそのような現状をどのようにとらえることができるでしょうか?
「理系/文系」という区別や、欧米中心の近代的なものの見方が有効性を失いつつあるとしたら、私たちはどのような人間観を作り上げていけばよいのでしょうか?
人間を、その他の多様な存在(動植物、ウイルス、AIなど)との関係性の中で理解することが求められている現在、私たちはどのような人間科学を実践すればよいのでしょうか?
文化人類学は、しばしば世界システムの辺境と呼ばれる地域でフィールドワークを行い、その体験をエスノグラフィー(民族誌)として表現することを通して、常識的な人間観や自然観・歴史観を作り変える知見を積み重ねてきました。
このゼミでは、「歴史人類学」に限らず過去と現在の文化人類学を広く学び、自らフィールドワークを行うことを通して、私たちが置かれた〈現在〉をとらえる技法としてのエスノグラフィーを学びます。
里見ゼミに入った私は、「せっかく文化人類学のゼミにいるんだから、できるかぎり遠い世界を見たい!」と考えて、現代日本における狩猟を研究テーマに選びました。山梨県の丹波山村で実際の狩猟や解体に参加してインタビューを行い、さらには自分自身も狩猟免許を取得しました。文化人類学の醍醐味は、知識だけでなく経験を通じて自分の研究を深掘りできることだと思います。みなさんもぜひ里見ゼミでフィールドワークを実践して、自分の世界を広げてください!(Nさん、里見ゼミ2期生)
1.主に1980年代から始まった人類学の激動を踏まえ、現代の「新しい人類学」を学びます。
2.フィールドワーク=日常の外への「旅」を通じて考える学問を実践します。毎年、旅好きの学生たちがゼミに集まっています。
3.単にフィールドワークを行うだけでなく、自身のフィールドワーク体験をいかに他者に伝えるかという「エスノグラフィーの実践」を重視します。
4.本ゼミで言う「エスノグラフィー」は、文章だけでなく写真や映像、パフォーマンスをも含む実験的で創造的な実践を指しています。
・ふだんのゼミでは、文献を読んでディスカッションを行うことが主なやり方です。
・ゼミ活動として、国内外の研究者によるゲスト・レクチャーや、映画を鑑賞した上でのディスカッション、ビブリオバトルなどを行っています。
・2023年度は、学外の講師を招いた動画制作ワークショップも予定しています。
・状況が許せば、サンゴ礁で有名な石垣島白保地区で合宿形式のフィールドワーク(3泊4日程度)を行う予定です。
・ゼミ内ではこれまでに、小説のような論文や写真と文章を組み合わせた作品など、さまざまな表現の実験が行われています。
・現代日本で狩猟を行う人々における人間-動物関係
・現代日本の畜産におけるアニマル・ウェルフェア(動物福祉)の動き
・東京の都市農業におけるコミュニティ形成と「サード・プレイス」
・現代日本で虫を食べる(=昆虫食)人々
・瀬戸内海地方における現代アートと地域おこし
・ラーメン屋台に見る現代日本のストリート経済
・高田馬場のミャンマー人コミュニティにおける宗教の役割
・文化人類学を学ぶことに熱意のある学生
・活発にディスカッションに参加できる学生
・日常の一歩外に踏み出てその体験を文章などで表現する、フィールドワークとエスノグラフィーの実践に興味のある学生
1.調べる力:フィールドワークを中心とする社会調査法を一貫して学ぶことで、自分で定めた問いに従ってリサーチをする力が身につきます。
2.伝える力:プレゼンテーションやエスノグラフィー執筆の練習を繰り返すことで、自分の考えや体験を他者に伝えるためのスキルが身につきます。
3.想像する力:世界各地における多様な人間生活について学ぶことで、"otherwise"=現状とは異なる生き方や社会のあり方を想像する力が身につきます。
先端的な生命科学、ロボット/AI研究、地球環境科学の現場で、いま何が起きているのでしょうか? そこでは「人間」観や「自然」観のいかなる変容が生じつつあるのでしょうか?
文化人類学の分野では、1970年代頃から、私たちの生活を支えているけれども一般にはよく知られていない「科学の現場」を、フィールドワークを通して理解しようという新しいアプローチが登場しました。
里見ゼミでは、2021年度から、人間科学部の文理融合の環境を活かし、ゼミ生たちがこの「科学人類学」を自ら実践するプロジェクトを開始します。
2021年度の協力研究室は、赤沼研究室(極限環境生命科学)、菊池研究室(言語情報科学)、太田研究室(地球生態系科学)です。3名の先生方に感謝いたします!
楽天、キッコーマン、JAL、中部電力、日本ガイシ、日立化成、三菱重工環境・化学エンジニアリング、リソー教育グループ、星野リゾート、日本ユニシス、オリックス銀行、千葉銀行、私立大学職員 その他